くろがらし (黒芥子) 

学名  Brassica nigra
日本名  クロガラシ
科名(日本名)  アブラナ科
  日本語別名  
漢名  黑芥(コクカイ,hēijiè)
科名(漢名)  十字花(ジュウジカ,shízìhuā)科
  漢語別名  排菜(ハイサイ,paicai)、歐洲黑芥子(オウシュウコクカイシ,ouzhouheijiezi)
英名  Black mustard
2008/02/07 薬用植物園

2008/04/17 薬用植物園
2009/04/30 薬用植物園
 アブラナ属 Brassica(蕓薹 yúntái 屬)の植物については、アブラナ属を見よ。
 
 野生種は、ヨーロッパ中・南部の海岸の岩場に雑草として分布、栽培型は広く中近東・地中海地方で栽培。南北アメリカ・ニュージーランドには帰化している。
 背が高く(2-4m)、成熟すると鞘がはじけて種子が飛び散るため収穫に手間がかかる。したがって、今日では発展途上国などで少量を栽培するのみ。
 種子は黒褐色、シロガラシより小粒。辛味とともに芳香を持つ。
 茎葉を蔬菜とし、ハーブとしても用いる。
 種子は、つぶして洋がらし
(マスタード)を作り、香辛料とする。ただし、今日の洋がらしは、多くはカラシナ B.juncea の黒果皮種子を用いる(最大の輸出国はカナダ)
 
(なお、和がらしはカラシナの黄果皮種子から作る。) 

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